インプラント、審美補綴、顎関節症、痛くない麻酔、歯科医院での全身管理、歯科救急
AEDシンポジュウムin 関西に出席して
2006年5月28日
5月26日に大阪でAEDシンポジュウムin 関西にシンポジスト として出席してきた。
大阪公開堂はとてもレトロな作りで、非常に重厚な建物であった。
私は前日の午後の診療を少し早めに切り上げ、大阪入りし、大阪駅についたのは午後9時過ぎであった。
K氏が駅まで迎えにきてくれ、(ありがとうございました。)すぐにタクシーでホテルに行きチェックイン。
部屋に荷物を置き、すぐにホテルのレストランで食事とることにした。
食事の際、K氏とこれからのAEDを普及させるためにどのようにすればよいか。
その方向性について話しあった。
その後、私の明日のプレゼンをチェックしてもらうために、Macを立ち上げることにした。
K氏のBLSがどうあるべきかという考えと、私の考えが一致していた事には驚きを隠せなかった。
その後私は、プレゼンスライドの最終チェックを行い午前0時に就寝することにした。
その夜に限り、一回も目を覚ます事無く翌朝を迎えることができた。
よほど疲れていたのだろう。
翌朝。
大阪のこの日の朝は曇り。
時折霧雨が混じる天候であった。
私はこの少し肌寒い曇りの朝が1年で一番好きだ。
こんな天候を好きだなんて変に思われるかも知れないが、つらかったあの日の朝と何か似ている気がして。
私は大学ラクビー部での菅平合宿を毎年夏に行ったものだ。
そのつらかった朝練のためにグランドまでいく道すがら、まだ日の射さない朝霧の中歩いた記憶がよみがえる。
大阪公会堂にタクシーで到着。
そこには、レトロレンガ作りで大正ロマンを感じさせる空気が流れていた。
現代建築が100年後にこの雰囲気を醸し出せるか、効率優先手技のデザインでは到底到達できないレベルの建築の重厚な扉を開いて中に入る。
建物の中は、さらに荘厳でありゆっくり時間が流れていた。
息をするのもゆっくり。
ピント張りつめた空気が自分の吐息を感じさせた。
そんな感傷もつかの間、これからプレゼンが始まろうとしたいた。
まず、デスクトップのIMacを荷物のダンボール箱から取り出し、正常にプロジェクターにより投影されるか
これが、私の今回の最大の心配事であった。
会場スタッフおよびK氏の協力によりどうにか大きなスクリーンへの投影が完了した。
ほっと、胸を撫で下ろした。
私のプレゼンの順番は2番目。
朝からコーヒー2杯とグレープフルーツジュース1杯。ペットボトル入りの日本茶が効いたのか、何度トイレに行った事か。
今後発表前は水分を控えたほうがよさそうである。(反省)
プレゼンが始まると、緊張のあまり言葉につまりスムースに話す事ができなかったが、中盤になると少しずつ緊張がほどけてプレゼンを行う事ができた。
これも多くの人の協力であります。
スタッフの皆様、有難うございました。
BLSはテクニックを教える教育ではなく、人を愛する心教える教育である。
これが、私とK氏との意見である。
みなさまはどう思いますか。?
小児用のパット承認
2006年5月25日
AEDの小児用パットがようやく認可されました。(レールダルメディカル社 FR-2用)
これは、子供(1歳から8歳まで)へAEDを使用するために、パットのコネクターの部分に抵抗を入れてエネルギーを150jから50jと減弱するパットです。
しかし、1歳から8歳までの子供に対して、小児用パットがなくても緊急時には大人用のパットでAEDを使用してもなんらかまいません。
除細動が早期に行われなければ、1分間に10%づつ救命率が低下します。
ですから、迷わず大人用パットしかなくても、AEDを使用してください。
小児用パットで、一つだけ注意しなければならない事があります。
それは、8歳以上の子供および大人に小児用のパットを使用しないことです。
この注意事項をなんだ簡単と思うかもしれませんが、これがとても難しいことです。
例えば、学校で子供がたおれて居た場合、そのこどもが何歳で何Kgなのかわかる訳ありません。
それに、慌てて使用することにより、8歳以上の子供や大人に対して小児用のパットを使用してしまう危険性があるからです。
8歳以上に小児用パットで除細動をした場合、50jのエネルギーしかエネルギーが流れません。
(8歳以上には小児用パットは使用不可と2005年AHAガイドラインに記載があります。)
逆に子供(1歳から8歳まで)へは、小児用のパットが無い場合には、大人用のパットを使用可能となっております。
「大は小を兼ねる。」ですね。
AHA2005年のガイドラインでは、
小児の分類が1歳から8歳。
大人の分類が8歳以上となっているためにちょっとややこしくなっております。
ぐんま国際アカデミー助成金問題
2006年5月24日
本日の上毛新聞を読みした。
小寺群馬県知事の発言に対して、清水市長が反論しています。
困ったものです。
これでは、小学校でよくある子供の喧嘩と何らかわりません。
小寺知事は、国からの交付された私学助成金をぐんま国際アカデミーに適正還元せず、他の事業に配分しております。
小寺知事は、太田市独自が、何のお伺いをたてず特区申請による学校を作ったのだから、太田市が財政面の支援をしろと言います。
清水市長の英語でのイマージョン教育というアイデアは良かったものの、先行き考えず学校を作ったものですから、現在そのしわ寄せがきております。
しかし、どのような経緯で学校ができようとも、その子供たち、保護者には何ら責任はありません。(その学校を選択したという責任はありますが。)
私学といえども子供たちは、教育を受ける権利があり、またそれが義務でもあります。
このまま私学助成金が適正に配分されない場合、多くの児童、保護者に大きな不安と経済的負担を強いることのになるのは、明らかでしょう。
学校側からは、何の説明もありません。
新聞報道でしか、事情がわかりません。
これでいいのでしょうか。
せめて、このまま私学助成金が交付されない場合、どのような事が将来起こる可能性があるのか、我々保護者は、それに対してどのように対処して、どう行動すべきなのか。
そのくらい説明をしていただいても、良いのではないのでしょか。
ただ黙って、静観してれば良いのでしょか。
犠牲になるのは、子供たちですよ。
よく考えてください。
小寺知事。
清水市長。
イマージョンは文法が苦手?
小学校2年生になる息子と競争です。
どちらが英語がうまくなるか。
勝負はもうついています。
彼は、すっかり英語耳です。
私などかないません。
ぐんま国際アカデミーのクーパー校長と話している時、息子が私を探しにやってきて、校長から英語で何やら指示をされました。私もだいたいは聞き取れるのですが、正確に聞き取りができた息子をその指示を的確にやりとげました。
しかし、欠点はあります。
それは文法です。
不規則動詞の変化を、-edと単純につけて過去形を作ったり。
be動詩の時勢、助動詞のあとの動詞の原形復帰等が理解できないようです。
この説明がまた大変で、彼は日本語での文法用語を全く知りません。
知ったとしても、英語での文法用語となりますので、これまた大変。
つまり文法用語を使用しないで、これらを理解させなくてはなりません。
ああだこうだと言って、毎日2時間は、宿題と格闘しております。
きっとGKAの保護者の方は、同じように苦しんでいると思います。
神津牧場へ
2006年5月22日
昨日、神津牧場に子供たちと一緒に行ってきました。
息子はバター作りにチャレンジしました。
牛乳を分離して脂肪分の多い上澄み液の中に、乳酸菌を入れ、それを約30分以上ひたすら振るのです。
そうしますと、脂肪と水分が分離してバターとなります。
一度バターを水で洗い、まな板の上で水分を絞りだします。
後は、1、5〜2%の塩を入れて、冷蔵庫で冷やせばバターの出来上がりです。
牛乳の無料サービスもあり、おいしい牛乳を飲む事がでいきました。
話は変わりまして、行き帰りの高速ですが、
最近ETCを車につけたところ、発見した事があります。
それは、高速料金がある時間帯にゲートを通過すると、通行料が半額になることに驚きました。
ETCの普及は、まだまだのようですが、是非皆様も早期に装着をおすすめします。
長い目で見れば、絶対お得ですね。
BLSで日本を変えよう!
2006年5月21日
連日の報道には、うんざりです。
悲惨な事件や事故のニュースでいっぱいです。
どうしてしまったのでしょうか日本は。
私の知っている日本は、清潔。安全。平和。
ずっとそう思っておりました。
昨日、家の玄関先においてありました。
花屋さんで買ってきた、お花の苗木を段ボールごと盗まれてしまいました。
一昨日も、きれいに咲いたお花の苗木を盗まれたばかりです。
こどもが、この事を知り、きれいなお花を盗まれて、心を痛めております。
誠に遺憾で、残念な事です。
さて、BLSの話題に戻りましょう。
BLSとは、日本語でいいますと一次救命処置のことです。
となりで倒れた誰かを、助けてる。
その簡単な手段であります。
具体的には、人を集め。人工呼吸と心臓マッサージ、早期に(AEDがあれば最優先に)AED を使用してあげるというものです。
BLSには、もっと大切な事があります。
それは、、、、、、
日本人が忘れかけてた、命の大切さ。人を大切にする心です。
これを新しい世代を担う、子供たちに教えていこうではないですか。
少々時間がかかるかも知れません。
しかし、5年後、10年後、少しずつ命の大切さが身を持ってわかる人が増えていき、また世界に誇れる安全な日本を作っていこうでありませんか。
ぐんま国際アカデミー
2006年5月20日
群馬県太田市にぐんま国際アカデミーという学校がある。
国語をのぞくすべての授業を英語で行っている私立の小中高一貫校である。
小学1年生から6時間授業である。
開校当初子供たちは、英語の環境に戸惑い、さまざまな拒絶反応をしていた。
しかし、昨年の秋頃から、大きな変化が現れた。
夜寝る前の絵本が日本語から英語のものへとなっていき、インターネットは英語版のYahoo!となった。
しかし、忘れてはいけない。
我々は、日本人である。
このイマージョン教育で、いつもテレビで放映されるのは、英語の上達に関する上っ面の報道のみだ。
このイマージョンの隠された効果は、英語を通しての日本語および日本文化の再認識にある事を忘れてはいけない。
英語がうまくなり、アメリカに住めば、英語ができるのは当然である。
世界の人が日本人に求めているのは、日本人独自の視点でのオリジナリティーである。