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歯科用顕微鏡
2006年5月18日
昨年暮れからZisse製の歯科用顕微鏡を使用し始めました。
当初、船酔いに近い状態が続き、気分が悪くなることもありました。
使用しはじめて1ヶ月位から顕微鏡酔いも改善してきました。
顕微鏡使用して、実感するのは、根管処置の概念が大きく変わったということです。
今までわからなかった根管口や歯根破折が明確にわかります。
歯根の縦破折は、肉眼およびレントゲンでの発見は不可能に近いですね。
メチレンブルーにて染色しますと、破折線が染色され明確にわかります。
ZisseのPicoの使用感について説明します。
特徴
レンズが明るい。
操作性が良い。
画像シャープネスが際立つ。
照度調整ダイヤルが比較的近い部分にあります。
ほとんどの操作が、術者が席をたたずにできます。
欠点
Moraを選択すると、アームの長さが短くなり。ちょうどアシスタントがたつ部位に、フロアースタンドが位置してしまいます。
そのため、今回はPicoを選択しました。
PicoをMoraへコンバートするキットもあります。(少々高価ですが)
これなら、アーム長は、そのままで鏡筒を左右に振っても、接眼レンズは水平に保たれます。
ビデオ撮影は、1CCDです。
ビデオ端子なしで購入して、スプリッターで3CCDが後付け可能と聞いております。
まあ、1CCDで十分ですが。
ほかにも顕微鏡を使用されている方がいましたら、ご意見お待ちしております。
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