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よい教育、よい学校とは?
2006年6月13日
ゆとり教育政策により学校は週休二日制に移行して、どのくらいたつのであろう。
息子の教科書を見て、驚いた。
足し算、引き算、ほんの数ページである。
これに引き換え、公文では、もうこれでもかと言うくらいの反復練習である。
学校では、授業日数が減り、毎日2時間のテレビを1年見れば、学校での総授業数より上回るとの新聞記事を見た記憶がよみがえる。
学校での、学習に不安を抱いた保護者は、進学塾に子供を通わせ、塾に行かない子供との格差はさらに広がる。
学習格差が広がると、授業はつまらないものになる。
なぜなら、できる子供は、授業が簡単すぎてつまらなく。できない子供は、授業が難し過ぎてつまらない。
こどもは集中力を欠き、授業は騒がしいものとなり、普通の子供も嫌気がさす。
大学時代の親友と話す機会があった。
彼は、大学時代からの同じラクビー部で勉強も大変できた。
文武両道である。
その彼が、言う。
小学校の3年生までは、伸び伸び遊ばせ。家庭でのしつけ。父親と母親が協力して子供へ十分愛を注ぐべきであると。
その通りであす。
その後、彼の息子は小学校高学年より進学塾に通い、現在中高一貫の中学へ進学したとのことだ。
私は、ラクビー部の仲間が大好きだ。
いまでも、親しくさせていただいている。
このようなバランスがとれた、考えを持っている友人を持ち誇りに思う。
ある日、公文の先生と話す機会があり現在の公立小学校の話をお聞きした。
(現在私の住む、群馬県伊勢崎市での話なのでその点を十分ご理解の上、お読み下さい。)
同じ公立小学校といっても、やはり地域格差があるとのこと。
その地域を反映するために、その地域住民の教育への関心には、差があるとのお話でありました。
それは、どこの地域でもあることですので、別段気にも止めませんでしたが、次の話を聞いてハッとしました。
現在の公立小学校のプログラムは小学校3年生までは、授業もテストも簡単。
ですが小学4年生から急に授業について来れない子供が増えるとのことです。
なぜか、それは、小学校4年生からは低学年の基礎教育に基ずく応用問題の学習の始まりと、あまりに簡単なテストのため、本当にできないポイントを発見できず、できない子供の早期発見が遅れるということに原因があるらしい。
それを知った親たちは、焦って学習塾の門を叩く。という構図なのだそうだ。
小学校4年生から、自分の子供ができないのでは?と思い公文に相談にくる親が異口同音に口にする言葉は、「うちの子供が成績がよく、できるとばっかり思っていた。」だそうだ。
ある公立小学校教師が「きちんとした高校にいれるのなら、中学受験を考えた方がいい。」と保護やに言ったそうだ。
本当なのか?
この話を踏まえて、ぐんま国際アカデミーでの学習を再考してみることにしよう。
正直、小学生から朝8時半から午後3時半までの(土曜を除く)6時限授業はつらい。
それに、国語をのぞく全ての授業が、英語。
宿題も、結構出ます。(私の息子にとって。きっとできの良い子供ではすぐに終わるかもしれませんが。)
それに帰宅後の公文。
信じられない。まだ小学2年生である。
その宿題を家族総出で、学習させる。
子供の宿題ではない、親への宿題である。
あるデイリーランゲージレビューでこういう宿題がでた。
him and i are best friends.
これを正しく書きなさい。(問いも全て英語)
息子は、
Him and I are best friends.
これで、良いというのだ。
「これでは、だめだよ、Himは目的格だよ。」と教えると。
今度は、文法用語がわからない。
He and I are best friends. だよと言うと。
「なんで?』と質問される。
だ.か.ら.。!
「主格が〜。」
「わ〜か〜ら〜な〜い〜。」
これをどう教えるか。それが、現在の最大の課題である。
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