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静脈内鎮静法
2006年6月 7日
歯科の治療と聞くと、痛い、苦痛と思われるかもしれませんが、静脈内鎮静法という方法があるのご存知ですか。
嘔吐反射や極度の歯科治療恐怖症の患者さんでも、この方法で行えばまず歯科治療が可能となります。
どのような方法かと言いますと。
点滴をとりまして、点滴の回路の途中から少しボーッとする薬(主にベンゾジアゼピン系薬剤)を少し注入することにより、健忘作用と鎮静作用により安らかな気持ちで歯科治療ができるのです。
これはとてもいい方法です。
NMDA受容体拮抗剤と併用することにより、鎮痛効果がますとの報告もあります。
植田歯科では、インプラントの手術時に静脈内鎮静法を併用しております。
もちろん、きちんとバイタル(血圧、動脈内酸素飽和度)等をモニターしながら行ってますから、安全です。
最近、この方法をどこかの講習会で聞きかじって、行う歯科医院もあるとのことですが、やはり全身麻酔の研修や緊急時の対処を大学やそれと同等の医療機関で一定年月研修された先生を選ぶ事がポイントですね。
自分の医院でも、どうしても静脈内鎮静法を行いたいと思われている先生。
木曜日なら、私が出張麻酔を承りますので、ご相談ください。
詳しくは、メールください。
e-mail ueda@cdu.jp
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