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精密インプラント位置決めインデックス
2006年9月18日
ALL-ON-4での超精密なインプラント位置決めインデックスについて説明を行う。
通常の歯科でもとれられる精度の数倍の精度をインプラント上部構造製作には必要である。
植田歯科では、通常の歯科治療でも顕微鏡を使用し、保険治療においてもベストを尽くすことを目標としている。(これがとても難しい。保険で使用する12%金銀パラジュウムでは、どうしもパーフェクトフィットは困難な面もあります。)
ボーンアンカードブリッジのインプラント上部構造には、加熱を行わないチタンインゴットの削りだしを用いパーフェクトパッシブフィットを目指しております。
では、この位置決めインデックス法についてご紹介します。
手術当日に取った印象をもとに、チタン製テンポラリーシリンダーを模型上に連結して、コバルトクロム製のインデックストレーを製作。
これを、頬側からと舌側から連結できるように分割。
口腔内でパターンレジンを用いて、連結。
口腔内から撤去後、アバッメント レプリカをチタン製テンポラリーシリンダーに連結して、そのレプリカの足もメタル製のバーを加工して連結。
超硬石膏を通常の粉液比より薄く練り、石膏の膨張硬化膨張を抑制しマスターモデルを製作。
(これとは別に、通常の粘膜がきちんととれる印象も取っておく事が望ましい。)
ここで紹介した、インデックス印象は、メタルフレームの適合を高めるために必要な模型の製作と考えて欲しい。
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