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インプラント時のCT撮影注意事項

2007年1月17日

CTを撮影する際、必ず守らなければならないことがある。
それは、患者が撮影中に動かないこと。
DSCN0506.jpg

そんなの当たり前と思うでしょうが、これがなかなか出来ない。

現在のインプラント手術には、CT撮影により診断を行い。
その情報を100%信じて(私は100%までは信じていない。)手術を行う、シュミレーション手術が主流となりつつある。
ここで、大切な事をお知らせしたい。
撮影患者が無歯顎で、ノーベルガイドおよびシムプラントによるサージガイド手術を行う際には、必ず頭部の固定および、撮影時に開口しないように顎を固定しなくてはならない。
DSCN0520.jpg

16列のCTであれば数十秒で撮影が行われるが、(旧型の)単列のCTを撮影に使用しなければならない場合には、必ずこの開口に対する顎の固定をしなくてはならない。
DSCN0517.jpg

そうしないと、サージカルステントからの下顎管までの距離が狂ったり、粘膜の厚さも来るってくる。
バンドがなければ、包帯で顎の固定でもかまわない。
是非行ってください。

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