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遺族訪問
2007年1月18日
昨年の暮れに、近所の川岸で倒れていた人がいて、その方に心臓マッサージを行った事は、以前のブログにも書きました。
私たちは、救急車に同乗し必死に心臓マッサージを行い、その方の心臓は奇跡的に病院で動きだしました。
しかし、その後その女性は死亡してしまいました。
死因は脳卒中であったそうです。
私は、最終的にこの女性がお亡くなりになられたと知り、とても残念に思いました。
何度もこれで良かったのかと自問自答しました。
バイスタンダーとして最善をつくしたが、生きて社会復帰できなかった。
無念を感じていました。
日が流れ、
1月18日に遺族が私のクリニックに、訪問されました。
その遺族から
「まだ、息があるうちに、会えてよかった。死に目に会えて良かった。」と感謝の言葉を頂きました。
私は、この事を聞き、目頭が熱くなりました。
私のとった行動は、無駄ではなかった。
コメント(1)
先生の応急手当の甲斐なく亡くなられた事は残念でしたが、ご遺族に取っては死に目に会えた事は救いだったのでしょう。
例え親であっても死に目に会えるとは限りません。全力で救助に当たった植田先生のやさしさは素晴らしかったと思います。
私も植田先生のようなバイスタンダーに成れる様、努力して行きたいと思います。
貴重なご体験を紹介して頂き感謝いたします。
くるみ :
| 2007年1月22日 05:37
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