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セレック3D導入へ
2007年4月10日
虫歯の治療でアマルガムという金属があります。
これは、水銀が約50%含有(その他 スズ、銀が含有)されているものであります。
この水銀は、少しずつ体内に漏洩していき、様々な不定愁訴(金属アレルギー、妊産婦の胎児への水銀汚染、アトピー等、その他)を出現させると言われております。
この治療には、それらの金属を除去する事しかありません。
除去後の修復は、セラミックやレジン等の物で治療する必要があります。
このほど最先端の治療法であるセラミックスブロックを削りだすセレック3Dを導入したので今回ご報告いたします。
このセレック3Dには、次のような特徴があります。
通常の歯科治療では、虫歯を削ったあとに形をとりそれに石膏と流し込みます。(これを印象採得といいます)
その石膏が固まった後にその模型上でインレーやクラウンを製作します。
このセレックでは、(光学印象といいいます。)カメラで口腔内から直接写真を撮り、その画像をもとにコンピューター上でデザインを行い、そのデザインどうおりにCAD/CAMによりセラミックスブロックを歯の形に削りだす。
印象時に嘔吐反射が強い人でも、オエッてしなくてもいい。
それを研磨して口腔内へセット。
そんな夢のような治療が可能となりました。
コンピューターの操作が苦手なためと、それとセラミックスブロックの削りだしに少し時間がかかるために、当面の間は、間接法(印象をとってそれを読み込む方式)で行って行きますが、今まで不可能とされた治療が可能となる事には変わりありません。
それにしても何かから何までWindows XPで動いているのですね。
これかはどの分野でもコンピューターが使用できないと、だめなのですね。
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