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裏技 セレックによるバイト精密照合法
2007年7月 4日
セレック3によるコンピューター自動バイト(噛み合わせ)照合には限界があります。
小さめにバイト材をカッターナイフでカットすれば、コンピューターによる自動照合の確率が高くなりますが、バーチャルグラインドを行った際に、バイト材が載っていない部位と載っている部分との境が現れて、歯冠形態は無惨につぶれてしまいます。
となりますと、大きめのバイト材をスキャンすればいいのですが、今度は、広い範囲での歯牙のスキャンを行う必要があり、解析速度に影響を与えてしまします。
最小限の歯牙スキャン後の大きめのバイト材のスキャンでは、コンピューターによる自動照合ができず、マニュアルでの照合になります。
当然撮影されている歯牙形態が少ないために、マニュアルの指標となる部位が少ないつまりバイトの精度がおちてしますのです。
そこでです。
マニュアルバイト照合でもバイト精度を上げる方法を考えつきました。
ヒントは、インプラントのノーベルガイドのラジオグラフィックガイド。
つまり、スキャン前の模型上にバッテン印で傷をつけそれをスキャンするのです。
そうする事により、明確に模型のバッテン印とバイトが一緒に映し出されているバッテン印をダブルクリックで結んでやれば良いのです。
簡単でしょ!
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