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睡眠時無呼吸症候群の治療
2007年8月 9日
動脈血中の酸素飽和度が低下します。そうしますとノンレム睡眠時のステージ3、ステージ4と本当に脳が休まるところまで深い睡眠が得られません。
睡眠時には本来、体を休めるために副交感神経が優位になるはずなのですが、無呼吸がありますと交感神経が優位となってしまいます。
無呼吸の時には徐脈(脈が遅くなる)。無呼吸から呼吸が再開すると頻脈となる傾向にあります。
つまり無呼吸となると心臓も一定のリズムではなく安定しないのです。
睡眠時の呼吸を改善しようとして極端な下顎前方位は、こんどは就寝中にオーラルアプライアンスをする事が困難になりますし、朝起きた時、顎の周囲の筋肉の痛みを誘発します。
そのため呼吸が改善し、顎の周囲の筋の痛みが発生しない顎位を探し出す必要があります。この顎位は、個人差がありますので一概に何ミリ前方ということは言えません。
最低でも、酸素飽和度の測定を行い酸素飽和度の極端な低下がない顎位で就寝中に苦痛の無い下顎位を探し出してあげる必要があります。
なお、入れ歯を入れて寝ている方がAHIの指数が改善し、さらにインプラントを用いたオールオン4で修復することにより口腔内容積が義歯より広く保たれ、AHIの指数がさらに改善するデーターが出ております。
歯は、咀嚼や発音、審美だけでなく睡眠の質までも改善するのです。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科(インプラント専門クリニック)
植田晋矢
電話0270−23−3435
(いびき外来)
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キーワード 伊勢崎市 インプラント 植田歯科 静脈内鎮静法 オールオン4
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