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2007年11月18日

SimPlantの骨支持タイプの骨モデルおよびサージカルガイドに付いてご紹介します。
オプションとしてCT撮影に基づいて三次元骨モデルを製作することが出来きます。


IMG_7255.jpg
(サージガイドが骨モデル上に乗った状態)

ノーベルガイドでは、、、、、

この骨モデルを製作することができません。
(ノーベルガイドでは、サージガイドのみの製作となります。)
この三次元モデルが結構リアルであります。
粘膜の下の骨の形状を事前に把握できます。


IMG_7256.jpg
(CTデータを下にベルギーから製作されて郵送される光造形骨モデル)

コンピューター上で骨質を事前に精査した上で、インプラントの方向、長さ、太さ、使用メーカーを決定します。SimPlantでは、多くのメーカーのインプラントの三次元データーを有しているために、インプラントの形状をリアルに表現することが可能です。
(現在日本においてのノーベルガイドでは、ノーベルバイオケア社のみのフィクスチャーしか選択できません。)
骨モデルの上にサージガイドを適合させるとピッタリと適合し、がたつきなどまったくありません。(ガイドが小さいとがたつく事もあります。)
使用するドリルのガイドを指示すると、そのガイドプラス0.2mmの内径のガイドスリーブが装着されて、サージガイドが出来てきます。


IMG_7260.jpg
(三種類のドリル径にサージガイドが出来てきます)

(注意 ドリル径と同じガイドスリーブを製作依頼する事も
可能です。ただし、ドリリング時にガイドスリーブの金属が削れる可能性があります。
また、ガイドスリーブ内径は、任意で選べる訳ではありません。決められた径より選択する事になります。)

サージガイドを使用すると、インプラントの埋入方向を全く悩むことがありませんので手術時間の短縮ができます。
ただし、下記項目がすべて完全にクリアーしなければサージガイドに狂いが生じます。
そして、その結果がわかるのはインプラントを埋入後の最後の最後です。
いつも、どこかに狂いがあったのでは無いのかという疑いの目で手術行程を冷静にチェックする事が最も大切です。
(クリアーしなければならない項目)
上下顎バイト、サージカルステントの製作、CT撮影時のサージカルステントの位置決め、CT撮影時の患者の位置決めや頭部の固定、金属によるハレーションの有無、コンピューター上のインプラントの正しい埋入方向および深度、精密なサージガイドの製作、サージガイドの口腔内の装着固定。
そして最も大切なのが、患者さまの開口量とサージガイドにる埋入方向に予定インプラント長を形成できるドリルがサージガイドの上のスリーブの乗り越えて実際に口腔内に入るかどうかである。
*サージガイドの金属スリーブの高さは骨からは粘膜の厚さ+5mm
それに使用ドリル長+使用エンジンのコントラアングルヘッド長+ドリルを出し入れするためのプラス数mm)→これが容認できる設計でなければならない。
コンピューター上で診断して、理想的な埋入方向を決定するが、実際の口腔内で患者さまの開口量が不足し、サージガイドが使用できないこともありますので十分ご注意を。

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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 (インプラント外来)
植田晋矢
電話0270−23−3435
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キーワード 伊勢崎市 インプラント 植田歯科 静脈内鎮静法 オールオン4

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