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Doctor's BLOG

メタルフリークリニックへ前進

2008年2月29日

サブプライムローン問題を背景に石油相場の高騰そして、レアメタルの高騰。
歯科で使用する、金、白金、パラジウムが高騰しております。
これは、とても大変な問題を含んでおります。
pi_01_05a.jpg
歯科での保険点数が20年前とほぼ同じに推移して、物価のみ高騰する。
とくにこのメタルの高騰は異常であります。
こうなりますと、歯科医院の自主努力でもこの高騰を吸収しきれません。
とある先生が言っていた事が、頭をよぎりました。
「このごろ、技工所から出来上がってきた技工物を調整する際に、なんか柔らかいだよな。?」
最初は、この事が何を意味するのかわかりませんでした。
しばらくして、業界関係者の方が、とある地区では保険で使用する主な金属が売れない。
しかし,いままでと同様に技工物のセットはある。
これが意味することわかりますか。?

つまり正規以外の金属が混ざっている可能性があるとのことです。
こんな事が事実とすれば口腔内に入る金属でアレルギーを引き起こすことが予想されます。
この話にある地区は、幸い群馬県外の遠く離れた地域なのですが、このままこのようなレアメタルの高騰があれば、いつ同様な事態が起こるのかわかりません。
これは、歯科技工物を鋳造する人しか使用金属成分がわからないので、その技工物をデリバリーされる歯科医師もチェックすることがきわめて難しのです。(一つ一つX線解析による元素解析は、不可能に近い。)
そのため、当クリニックは、昨年より補綴物メタル(生体親和性の高いチタンを除く)を極力使用しない方向で患者さまによくご説明を行った上で治療を行っております。
セレック3DによるCAD/CAMを駆使したセラミックスブロックによるアレルギーを起こさない材料を使用するようにしております。
もし、歯科治療を行ったあと、手のひらや足の裏の皮膚がおかしい。
急にアレルギー体質になったような感じがすると思われる方は、口腔内に使用されている金属を除去してメタルフリーの材料を使用した歯科治療をお勧めします。
もっとも優先されるのは、安全であります。
これからは、口腔内にはいる補綴物の質に注目すべき時がきている事をブログをお読みになられている皆様ににも是非ご理解頂ければ幸いです。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科
植田晋矢
電話 0270−23−3435
電子メール ueda@cdu.jp
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キーワード 伊勢崎市 インプラント 植田歯科 静脈内鎮静法 オールオン4 セレック

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