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超高濃度ビタミンC点滴療法
2009年5月14日
ほんとうにお久しぶりです。
新しいブログのフォーマットになってから、使用方法が分らず、ブログを書いておりませんでした。
T先生から本日、ブログ楽しみにしているとお話を頂きまして、さっそく更新することに致します。
さて、今年になって私の中で大きな変化がありました。それは、とても親しくさせて頂いている知人からがんであることを打ち明けられたことです。まだ30歳代の健康な方でした。
ご本人もショックであったと思いますが、私も私の家族もみなショックでありました。
歯科医師として何かその方に何かできないのかと思い、以前書店で購入した「ビタミンCがガン細胞を殺す」柳沢厚生著を思い出しまた。
私の歯科医療の中のトピックに骨および軟組織の再生がありました。
その再生を促進するには、どうすればいいか。
いろいろな再生材料を使うのではなく、自己組織をもっと上手く活用すればいいのではないかという結論に達しました。
その中の治療の選択肢が、ミネラル補給(亜鉛やその他のミネラル)とビタミンCと酸素。
治癒するには、組織内の細胞分裂が必要であり、その過程にはアミノ酸と酸素が不可欠。それにビタミンCとミネラル補給。
それが、始まりでありました。
さっそく、柳沢先生が主催する点滴療法研究会に入会して、毎月ある研究会に参加し、超高濃度ビタミンC点滴療法を開始する事になりました。
このビタミンC点滴療法の歴史は、1972年ライナスポーリン(ノーベル化学賞、平和賞受賞)がアメリカで進行がん患者にビタミンCを投与し、ビタミンC投与群と全くビタミンCを投与されていない群では生存率に4.2倍の差があったいう驚くべき結果が現れました。
この超高濃度ビタミンC点滴療法を、歯科医療の中で安全に口腔がんや歯肉健康保持および歯周組織のコラーゲン増進を目的に使用を開始いたしました。
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