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超高濃度ビタミンC療法 術前検査(G6PD欠損症スクリーニング法)
2010年1月 7日
超高濃度ビタミンC点滴療法で検索して植田歯科のブログにヒットする方が多数いらっしゃいますので、今回は、超高濃度ビタミンC点滴療法を行う前のスクリニング法をご紹介いたします。
G6PD欠損症患者はビタミンC50g以上の点滴で溶血を危険性があります。
発熱などある場合には、25gでも溶血を起こす可能性がある為に、当院では超高濃度ビタミンC点滴を開始する前に必ずG6PD欠損症を否定するために、血液検査を行っております。
東南アジアでは1〜3%、アフリカでは1〜8%、日本では0、5%の方がG6PD欠損症であると言われております。
伴性劣性遺伝で女性がキャリアとなって男性に発症。
ではこの検査方法をご紹介します。
まずは、血算のスピッツに採血をします。
採血後によく撹拌して、そこから1滴血液を採取します。
スピッツ内には抗凝固剤が入っております。これが大切はポイントです。
そのまま採血してG6PD検査専用のろ紙にたらしてもだめです。
ろ紙に1滴血液をたらしたら、それをクリップではさんで3〜4時間自然乾燥させる。
完全に乾いたら、クール宅急便で予防医学総合研究所に郵送し検査を行う。
この予防医学総合研究所は日本におけるG6PD活性測定の唯一検査機関です。
(群馬県にあります。)
それから大切なのが、血算から得られるHb。
このHbからG6PDの活性率を得る為の計算を行います。
ですからHbがわかったら予防医学総合研究所にファックスすると、翌日くらいには検査結果がわかります。
それを確認してからビタミンC点滴を開始いたします。
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群馬県
伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 植田晋矢
電話 0270−23−3435
キーワード
超高濃度ビタミンC点滴、G6PD欠損症
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