インプラント、審美補綴、顎関節症、痛くない麻酔、歯科医院での全身管理、歯科救急
ちょっと待て!あなたの参加しようとするマラソン大会にAEDがありますか?
2006年11月20日
まだまだ、AEDは一般的はないようです。
ぐんま県民マラソンにAEDを22台配置致しました。
各給水所に1〜2台。後は自転車に乗って各部署で待機。
気づいた方もいらっしゃいますか。?
私は、、、、、、
ぐんま県民マラソン無事終了
2006年11月19日
マラソン大会も無事終了でき、ホッと安堵しております。
マラソン大会、ランナーの速さも走り方も様々ですが、ランナーのゴールを目指す一途な心に胸を打たれました。
「ファイト。!頑張れ。!」私の声援に、
ぐんま県民マラソンAED隊
2006年11月 5日
本日11月5日前橋日赤病院で第二回ぐんま県民マラソン AED隊の事前ミーティングが行われた。
8カ所の給水ポイントと10kmマラソン折り返しポイントおよび自転車フリー走者にAED を20台携帯することになりました。
約1万人規模のマラソン大会にAED設置することは、当然なことです。
AEDは、一般の人でも使用可能です。
講習を受ける義務もありません。
マラソン中となりの走者が倒れたら、心臓マッサージだけでも行ってください。
そして、大きな声で「119へ連絡して、AEDを持ってきて。!」と叫んでください。
救急車か、AED隊が到着するまで、心臓マッサージを行ってください。
余裕のある人は、力強い心臓マッサージ30回に人工呼吸2回を行ってください。
疲れたらとなりにいる誰かに心臓マッサージや人工呼吸を変わってもらってください。
できるだけ早く、救援に向かいます。
人は一人では生きて行けません。
マラソンのタイムが遅くなったて良いじゃないですか。
あなたに取っての1秒が、その人の一生につながるのです。
来年は、もっと多くの人に声をかけ、この輪をもっと大きなものへと広げて行きたいと思います。
では、皆さまの安全な走行を期待しております。
法的責任
2006年6月 6日
日曜日に町内会の資源回収のため、重い新聞紙、雑誌の回収を行ったせいか、ギックリ腰が再発しました。
ようやく、椅子にすわれるようになりました。
さて、レールダルメディカル社 K氏から、下記メールを頂きました。
我が国の法律では下記のように救命行為は保護されています。
※刑法第37条(緊急避難時)
救命手当は、「社会的相当行為」として違法性を問われず、故意もしくは、
重過失でなければ法的責任はない。
※民法第698条(緊急事務管理)
悪意または重過失がない限り、善意で実施した救命手当の結果に救命手当
の実施者が被災者などから責任を問われることはない。
救命行為は、枝葉の手技の正当性ではなく、総合的な一連の救命という行為の中で、倒れている人を善意を持って救命するという意思に基づく行為であるために、法的責任は問われないと理解できます。
小児用のパット承認
2006年5月25日
AEDの小児用パットがようやく認可されました。(レールダルメディカル社 FR-2用)
これは、子供(1歳から8歳まで)へAEDを使用するために、パットのコネクターの部分に抵抗を入れてエネルギーを150jから50jと減弱するパットです。
しかし、1歳から8歳までの子供に対して、小児用パットがなくても緊急時には大人用のパットでAEDを使用してもなんらかまいません。
除細動が早期に行われなければ、1分間に10%づつ救命率が低下します。
ですから、迷わず大人用パットしかなくても、AEDを使用してください。
小児用パットで、一つだけ注意しなければならない事があります。
それは、8歳以上の子供および大人に小児用のパットを使用しないことです。
この注意事項をなんだ簡単と思うかもしれませんが、これがとても難しいことです。
例えば、学校で子供がたおれて居た場合、そのこどもが何歳で何Kgなのかわかる訳ありません。
それに、慌てて使用することにより、8歳以上の子供や大人に対して小児用のパットを使用してしまう危険性があるからです。
8歳以上に小児用パットで除細動をした場合、50jのエネルギーしかエネルギーが流れません。
(8歳以上には小児用パットは使用不可と2005年AHAガイドラインに記載があります。)
逆に子供(1歳から8歳まで)へは、小児用のパットが無い場合には、大人用のパットを使用可能となっております。
「大は小を兼ねる。」ですね。
AHA2005年のガイドラインでは、
小児の分類が1歳から8歳。
大人の分類が8歳以上となっているためにちょっとややこしくなっております。