インプラント、審美補綴、顎関節症、痛くない麻酔、歯科医院での全身管理、歯科救急
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2012年3月11日震災孤児支援チャリティー講演を主催
2012年1月16日
みなさま本当にお久しぶりです。
忘れたころにやってきました。
昨年の東日本大震災からはや10ヶ月が経とうとしております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて私、植田晋矢は震災孤児のためになにか出来ないかと考えFacebook上の医療関係者に声をかけ2012年3月11日に鶴見大学にて震災孤児支援チャリティー講演を計画しております。
ご協力して頂けるボランティアの方、ご支援して下さる企業の方いらっしゃいましたら宜しくご協力の程宜しくお願い申し上げます。
にのっておりますのでご一読頂ければ幸いです。
群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 植田晋矢
電話0270−23−3435
TBS 報道特集 中国歯科技工物から有害金属発見
2010年2月 7日
2月6日午後5時30分からのTBSのニュース番組の中国歯科技工物からの有害物質発見との報道がありました。
ニッケルやベリルウムが検出されたと言う事でであります。
ニッケルは金属アレルギー、ベリルウムはがんのリスクを上げる可能性がある。
恐ろしい事です。
このような歯科技工物を作る技工所も悪いが、歯科技工物を雑貨と同じように簡単に輸入許可を容認する日本国政府はもっと悪い。
現在日本国内の歯科技工専門学校卒業生の約8割が早期に歯科技工士を辞めてしまう現状がある。
なぜかを考えたことありますか。
それは、過去30年以上にわたる歯科医療費抑制と歯科医師を無計画に誕生させた厚生労働省の無策に根本はあると私は感じております。
本来、もっと多くの予算を予防医療に配分して、補綴物は患者負担率を上げるなり、航空業界のように燃料高騰時の燃油サーチャージの様に歯科技工料を別途患者さま負担にするなどの法改正が必要ではないかと思うのです。
もちろん、短期間でこのような政策にするのは大変ですので移行期間をもうけ,
少しずつ[削って詰めて、抜いて]とうサイクルで医療が成り立つという形から歯を守るということで歯科医療が成り立つという形式に変えなければならないのかもしれません。
これが私の本日の放送を見ての感想です。
番組を見られていた皆様はどのようにお感じになりましたか?
植田歯科では、有害金属の危険を排除するために3年前よりセレック3を導入し、現在ほとんどの歯科技工物を安全なセラミックスで製作しております。
ご安心下さい。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 植田晋矢
電話0270−23−3435
電子メール ueda-@cdu.jp
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PRGFタイムテーブル
2010年1月19日
昨日、下顎第一大臼歯抜歯後PRGFをF3、F2、F1の順に抜歯窩へ充填しました。
PRGFを始めたばかりの先生にはどのようなタイミングで処置とPRGFの製作を併行して行うのかなかなかわかりづらいと思いますので、植田歯科で行っている処置とPRGF製作とタイムテーブルをご紹介いたします。
温器で37度前後に保温。室温が低い場合には500ml滅菌済みビーカーを上からかぶせ温度を一定に保つ。)
午前8時半(いつもより30分早く患者様に来院してもらう。)
(1)午前8時35分に採血。
(2)6本合計30mlの採血を行い、すかさず遠心分離器へコレクションチューブセットして回転終了。チューブを取りさすまで約20分間:午前8時55分
(3)遠心分離の間にPMTCおよび浸潤麻酔。
(4)麻酔終了後、患者様は待合室でしばらく休憩。
(5)遠心分離後F1、F2、F3をフラクションチューブへ集める。所要時間15〜20分:午前9時10分。
(6)F1アクチベーター添加し凝固開始。約30分前後。:午前9時40分
(7)再度患者様にユニットに座って頂き、抜歯開始。タービンで分割抜歯を行い、抜歯後歯科用顕微鏡にて肉芽組織を完全に掻爬する。この掻爬が完全でないと抜歯窩治癒が遅くなったり、骨がきちんと再生できないために、丁寧に行う。所用時間約20分。:午前10時頃。
(8)午前9時55分ころにF2、F3のアクチベート開始。
(9)午前10時05分から午前10時10分頃に、F2、F3が固まる。ほぼ同時にF1が固まる。
(10)午前10時10分〜15分にF3、F2、F1の順で抜歯窩へ充填する。
(凝固したF1クロット)
(11)午前10時20分頃縫合終了。創面にプロマックをペースト状にして塗布してガーゼを噛ませ終了。
(12)抜歯終了後、トイレに行ってもらい。酸素カプセル(1、3気圧、60分)に入ってもらう。
(13)午前11時30分前後、酸素カプセル終了。投薬および抜歯後の諸注意を行い帰宅となります。
どうでしたか、結構手間がかかりますが、抜歯窩の再生時間は大幅に短縮されまし、骨の吸収も少なく抜歯窩ソケットプリザベーションには最適です。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科
植田晋矢
電話0270−23−3435
キーワード PRGF ソケットプリザベーション PRGF製作タイムテーブル
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日本PRGF協会 第一回シンポジュウム
2010年1月18日
H21年1月17日
東京 スペイン大使館にて
凛とした空気とビルとビルの隙間からさす強い光に私は伏し目がちに、私は六本木一丁目3番出口に立った。「東京でも今朝は冷えるな。」
都会の喧噪が嘘のような誰もいない街角。
大通りをF1ような早さで駆け抜けるアストンマーチンDBSが目の前を駆け抜ける。
聞いた事も無いようなエクゾーストノートが都会のビルをこだまする。
交差点を右に曲がるとスペイン大使館につながるスペイン坂を朝日を浴びながら上ると、目の前にある建物がスペイン大使館である。
入り口は反対側にあるとの張り紙を見て、時計回りにスペイン大使館の塀づたいに歩く。
路上に駐車している車もさすが六本木、メルセデスとジャガーが1台。群馬の片田舎伊勢崎では、アストンマーチン、メルセデス、ジャガーの組み合わせなど絶対にあり得ない。
そんなつまらない事を考えながら歩く。やがて正面玄関へ。
スペイン大使館大使館正面玄関の鉄の扉が半分開いていた、隣には警備員。
日本PRGF協会からの招待状を見せると、ガラスのドアを開けてくれた。
すると、空港でみる手荷物検査のX線装置が入り口に設置されているではないか。
さすが大使館、ここはスペイン。治外法権である。
日本国家を捨て、ここで「スペインに亡命する」と叫べば、私もスペイン人になれるのか?とバカな想像をしながら、しばし日本を後にした。
スペイン大使館の廊下は地下へ続く緩やかなスロープとなり、ガラス張りの会議室が見える。
受付の方が、私の招待状を見ると「演者の先生ですね」と、胸につける花飾りを私にそっと手渡してくれた。
ガラスの張りの部屋を左に見ながら、地下へ通じるスロープを左回りに下る。
地下1階は、白い壁と真っ赤な壁。
ガラス越しに差し込む空間を切り裂くような強い朝日が情熱の国スペインを連想する白と赤とガラスで構成された無機質な部屋に反射する。
受付の女性に演者控え室まで案内され、すでに到着されていた、白瀬先生、前畑先生にご挨拶を行う。
ご挨拶も早々にすませ私は講演会場へ向かった。
約200名程収容できるであろう会議室の壇上には、すでに、今回の主催者の先生方が最終リハーサルを行っていた。
加藤先生と中村先生にご挨拶をし、壇上で私はスライドの最終チェックを行った。
今回MacBookで作ったPower PointがWindoes 上で文字化けして正常作動しない事がわかったのが、講演の数日前。
一時は講演断念とも考えてたが、PDFファイルでデーターをメール送信し、加藤先生がPDFファイルスライドを1枚1枚Power Pointに貼付けくれどうにか講演に間に合った。
(加藤先生本当にお手数おかけして失礼いたしました。)
午前の発表は、ユーザー4名。
私の発表は3人目。
「Enhance tissue Healing」なる題名で約15分の発表を行った。
自然界の燃焼という概念を再生医療とリンクさせ再生医療の概略を講演した。
座長の塚原先生からScaffoldとSpace keepingをキチンとわけて使用するようにアドバイスを頂きました。なるほど。そういえばそうだなと納得。
講演後は、懇親会。
多くの先生からご質問を頂きました。有難うございます。
鶴見大学12期生が4名出席しており、懐かしい話に花を咲かせ有意義な1日でありました。
やはり学会は、自分で発表するのが一番勉強になります。
あすからまた臨床頑張らねば。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 植田晋矢
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キーワード PRGF
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大切なお知らせ 歯磨剤フィラー迷入
2010年1月14日
この写真は、ライオン クリアマックスが粘膜下に迷入ってしまったケースです。
このフィラーはゼオライト言われる成分でできております。
歯ブラシ圧で本来つぶれるとのことでありますが、そのままの形で入っております。
フィラーの一部は唇側歯肉をまで達しておりまして、唇側から一部排出されておりました。
約100粒以上を確認いたしました。
この除去には、約1時間顕微鏡下に探針の先でフィラーを粘膜からはがして除去しました。
結論としてまして、インプラント使用患者および重度歯周疾患の患者様はフィラー入り歯磨剤のご使用を控えて方が言いと思います。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 植田晋矢
電話0270−23−3435
キーワード フィラー入り歯磨剤、粘膜内迷入、インプラント
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超高濃度ビタミンC療法 術前検査(G6PD欠損症スクリーニング法)
2010年1月 7日
超高濃度ビタミンC点滴療法で検索して植田歯科のブログにヒットする方が多数いらっしゃいますので、今回は、超高濃度ビタミンC点滴療法を行う前のスクリニング法をご紹介いたします。
G6PD欠損症患者はビタミンC50g以上の点滴で溶血を危険性があります。
発熱などある場合には、25gでも溶血を起こす可能性がある為に、当院では超高濃度ビタミンC点滴を開始する前に必ずG6PD欠損症を否定するために、血液検査を行っております。
東南アジアでは1〜3%、アフリカでは1〜8%、日本では0、5%の方がG6PD欠損症であると言われております。
伴性劣性遺伝で女性がキャリアとなって男性に発症。
ではこの検査方法をご紹介します。
まずは、血算のスピッツに採血をします。
採血後によく撹拌して、そこから1滴血液を採取します。
スピッツ内には抗凝固剤が入っております。これが大切はポイントです。
そのまま採血してG6PD検査専用のろ紙にたらしてもだめです。
ろ紙に1滴血液をたらしたら、それをクリップではさんで3〜4時間自然乾燥させる。
完全に乾いたら、クール宅急便で予防医学総合研究所に郵送し検査を行う。
この予防医学総合研究所は日本におけるG6PD活性測定の唯一検査機関です。
(群馬県にあります。)
それから大切なのが、血算から得られるHb。
このHbからG6PDの活性率を得る為の計算を行います。
ですからHbがわかったら予防医学総合研究所にファックスすると、翌日くらいには検査結果がわかります。
それを確認してからビタミンC点滴を開始いたします。
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群馬県
伊勢崎市中央町10−19
植田歯科 植田晋矢
電話 0270−23−3435
キーワード
超高濃度ビタミンC点滴、G6PD欠損症
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重要 緊急報告 フィラー混入型歯磨剤使用にはご注意を!
2010年1月 6日
とても大切なご報告があります。
インプラント上部構造セット後、数年が経過している患者様にとある異変が起こりました。
その患者さまは、1ヶ月に一度は来院してPMTCを行う患者さまです。
とてもプラークコントロールが上手で、いつも口腔内は清潔であります。
上顎前歯部に数年前に1本インプラントを埋入し、ネジ止め固定。セメントは一切使用しておりません。
その患者さまのインプラント埋入部位の歯肉から何やら白い球状のツブツブが出てくるのです。(β-TCPのセラソルブの顆粒をもっと小さくしたような球状のツブツブ)
手術録を確認しましたが、β-TCPのオスフェリオン等も使用しておりませんし、骨かな?
さっそく歯科用顕微鏡Zeiss Pico でこの球状のツブツブを確認してみると。
(歯肉の中央部に発赤があり中心部に白いツブツブがあります。何だ?)
何とどのツブツブも同じ色調。円形です。
これは、人工物であるとすぐにわかりました。
でも、何だろう?
しばらく考え。思いつきました。
そうだ!(脳内生理学者の茂木健一郎先生の言う「Aha !」体験ですか?
脳内にドーパミンという脳内快楽物質が分泌された瞬間でしょうか?
ちょっとオーバーか?)
まさか?と思いつつ、患者様がご使用している歯磨き粉の品名を尋ねると、「いま持ってます。」とのこと。
その歯磨き粉をプレートの上に少量とり、それを歯科用顕微鏡で見てみますと。
なんと、BINGO!
(歯磨き粉の中にあの白いツブツブが!)
(ライオン デンタークリアMAX)
インプラントと歯肉の結合は長い上皮での結合となります、健全な歯と歯肉は強固なシャー繊維であるためにこの様な粒が入りづらいと考えます。
しかし、SRP後の長い上皮の結合で深いポケットを形成した部位には、同じような症状が出現する可能性もあります。
このツブツブですが、溶解性が無いようでそのまま歯肉内に残留して機械的な刺激を作り粘膜の裂開を生じます。
たまたま今回この症状と原因がわかりましたが、メンテナンスに来ない患者さまがこのような歯磨き粉を使用した場合、最悪の場合、粘膜の穿孔、歯肉の裂開、インプラントの露出、インプラントの喪失を引き起こし可能性もあります。
同じようにフィラーを混入している製品は多くあります。注意が必要です。
例えばサンスターOra2のような清涼カプセルが入っている製品もインプラントメンテナンスには使用しない方が良いかも知れません。
上記報告を各歯磨剤メーカーに連絡をしてみたいと思います。
「このごろ歯肉の状態がおかしいな」と思ったら、是非、歯科医師にご相談下さい。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科
植田晋矢
電話0270−23−3435
キーワード インプラントに使用禁忌歯磨剤、ライオン デンタークリアMAX フィラー混入型歯磨剤
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